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不動産と税金

2020-08-11

帰省しようと思いましたが、悪いことしてる気分になって落ち着かないので東京ステイすることにしたお盆休み。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。遺言、後見、相続、信託、債務整理、不動産売却サポートなど個人のモヤモヤをスカっと解消するお手伝いをしている司法書士、竹内です。

さて、先日都税事務所に行ったときのこと。気になるものを見つけました。それがコレっ↓

固定資産税や不動産取得税、不動産を売却した場合の譲渡所得税、登記にかかる登録免許税など不動産に関する税金がまとめられていました。ちょっと書き方も固いし、白黒なので見にくい部分がありますが不動産売却にからむ税金が一網打尽にされてるようです。私は宅地建物取引士の資格更新の時にもらった資料で税金をチェックしてますが、この資料でも良いかと思いました。もちろんインターネットはおおまかに知識を得るためにとても便利なのですが、仕事に落とし込む知識は公共の資料に当たります。なにごともインターネットは最初の入り口として活用して、もう一歩深く掘り下げる作業をすることが大事かな思います。

私は実家に帰らなかったのですが、帰省した人が中傷されてしまう悲しいニュースを目にしました。そんなことをしていい理由はどこにも無いと思うので、こういう残念なことは無くなれればいいと思います。でゎまた次のブログで!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

後見業務 お客さまアンケート!

2020-08-06

おはようございます!猛暑になってきましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。後見、遺言、相続、信託、債務整理、不動産売却サポートなど個人の課題解決のお手伝いをしている下北沢司法書士事務所の竹内と申します。

今日は後見業務のご依頼をいただいたSさんのアンケートをご紹介します。後見の申し立てをし、そのまま私が後見人に就任しました。「親切 丁寧」「気持ちよく対応して頂いた」と大変嬉しいことを書いてくださりました。Sさん、ありがとうございます!Sさんのケースも遺産分割協議や不動産売却がある複雑なケースです。こういう複雑なケースであればあるほど、お客さまのお考えを良く聞いて、実現するにはどうしたらいいか考えることが大事になります。また、この時期ではありますのでお客さまと相談して、対面やテレビ電話、メールや電話など相談方法は柔軟に対応しております。最近ではスラックやチャットワークでやりとりするお客さまもいらっしゃいます。Sさんの場合、じっくり対面でお話しする必要があったので、時間帯や場所に気を付けてなるべく密にならないように気を配って会いにいきました。こういう時期ではありますが、必要に応じて対面での相談も承っております。

下北沢司法書士事務所では、形式的な仕事ではなくいかに法律の枠内であなたの希望を叶えるか知恵を絞ってお手伝いします。相談無料なので、ぜひメールや電話でお問い合わせください!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

相続税!その油断が命取り

2020-07-31

おはようございます。後見、相続、遺言、信託、債務整理、不動産売却サポートなど個人のモヤモヤを解決する司法書士、下北沢司法書士事務所の竹内でございます。

今日は相続登記と相続税のお話です。良く相続登記のついでに相続した不動産の査定を相談されたり、相続税がかからないかどうか聞かれたりします。司法書士から話を聞くことによって、いきなり税理士さんに聞くより気楽に聞けるみたいですね。気になることはドンドン聞いていただければと思います。不動産の査定は(ご希望であれば)簡易的なものでなく、不動産会社に現地を調べてもらって詳しく調べる時もあります。私も元不動産の営業なので、一緒に同行して自分の意見を言ったりすることもあります。そして相続税、これが思いもよらずかかったりすることも多いです。相続登記のご依頼を受けてる時点で不動産はお持ちなのですが、現金はなくともこの不動産が価値が高かったりします。現金があまりないと、相続人の方は「うちは普通の家」と思うわけですが税務署様には「いやいや、あなたは立派な資産家でございますよ」と言われてしまうわけですね。怖いしちょっと腹立たしい話です。でも、ご安心ください。主要な財産が自宅不動産で、亡くなった方と相続人は同居していた場合「小規模宅地の特例」という制度が使える可能性大です。この制度が使えれば、土地の価値を8割も減額して評価できるので、相続税をかなり抑えられます。0になることも珍しくないですね。この制度を使う場合はきちんと、税務申告をしなければならないので、税理士さんに依頼することをお勧めします。相続登記のついでに色々聞いてみたい方!ぜひ下北沢司法書士事務所にご依頼くださいませ!!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

不動産、相続、誰に相談する?

2020-07-29

おはようございます!遺言、後見、相続、債務整理、不動産売却サポートなど個人の方のお悩みを解決する司法書士の竹内です。

弁護士、税理士、司法書士、行政書士・・・。色んな士業もあります。また民間の「相続なんちゃらコンサルティング」なんて会社もたくさんありますね。結局あなたの相続と不動産の悩み、どの仕事の人に相談すればいいのでしょうか。

こう考えてみてはいかがでしょうか。肩書よりも⓵あなたが話しやすくて、⓶問題全体を俯瞰してとらえることができ、⓷そして誠実な方に相談すれば良いと思います。税理士さんに相談してもその税理士さんがこの3つの条件を満たしていれば必要に応じて司法書士や弁護士を手配してくれるはずです。気楽に話せて、誠実で知識がある方を選びましょう。

もちろん、下北沢司法書士事務所はあなたから見て上の3つの条件を満たした司法書士事務所になれると思います。ぜひぜひご相談くださいませ!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

限定承認と相続放棄の比較

2020-07-27

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。相続、後見、遺言、債務整理、不動産売却サポートなど個人の課題解決をしている司法書士でございます。

今日は、相続絡みの話の中でもっともマニアックなんじゃないかと思う「限定承認」についてお話しします。この「限定承認」。相続放棄とちょっと似てるのです。相続放棄は「プラスの財産も借金もとにかくなんもかも放棄!」という制度ですが、これと比較すると限定承認は「借金全部返し終わったあとにプラスの財産が残ってたらそれはもらっていいよ~」という制度です。プラスの財産とマイナスの財産(借金)のどっちが多いか分からない時などに使いますがそもそもそういうことってあんまりありません。その上結局借金の方が多かったら、相続放棄した方がはるかに早いです。そして、相続権のある人全員でやらなければならないことも大変なポイントです。相続放棄は自分1人でできるので楽ですね(放棄も他の相続人と連動しないと迷惑かけることがありますがそれはまた別の機会にお話しします)。この使い勝手の悪さがたたって平成28年度1年を通して日本全国で735件しか使われておりません。ちなみに相続放棄の件数は197,656件ですから僅か0.4%。。私も人のことは言えないですが、驚くべき人気の無さです。
しかし!!人気が無い制度だからといってお客さまからのご相談いただくとき、この制度を外したりしません。メインの使い方であるプラスとマイナスの財産のどちらが多いか分からない時はもちろん、民法932条但し書きを使ってどうしても残されなければならないご商売用の不動産を守りたい時など、あらゆるカードの中から徹底的に考えてお客さまに提案します!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

ハンコ消滅と司法書士

2020-07-25

4連休の3日目、みなさんいかがお過ごしでしょうか。司法書士の竹内と申します。遺言、後見、相続、債務整理、不動産売却サポートなど通じてあなたの心を軽くするお手伝いをしております。

わたくし現在38歳。「人生100年時代」なんて言葉はあまり好きじゃないのですが、どうやら僕らは長生きするそうです。長生きするということは、それだけ長く働く必要が出てきそうですが司法書士なんて斜陽産業を選んでしまったわたくし。これから3、40年くらいこの仕事が世の中に残ってくれるといいなと思うのですが、そんな不安で傷ついた気持ちにコロナちゃんが丁寧に隙間なくワサビを塗り込んでくれました。そう、ヤツは「脱ハンコ」の流れを加速させたのです。司法書士とハンコはそりゃ~もう切っても切り離せない、中学からずっと一緒で今はお互いの子どもが同級生の親友みたいなもんです。ほら、見たことありません?印鑑証明書と実印をパタパタ見比べて「印鑑照合~~っ!」て私たちがやってるの。ここで高卒で何のあてもなく地方から東京に上京し、職を転々としながら悪魔のように難しい司法書士試験に合格、わずか10カ月だけ事務所勤めをした後独立した超前向きに見られやすい私の建前と本音をご覧ください。

建前
「今まで培った知識をお客さまのために生かしたい!試験に受かったのも今こうして司法書士として仕事ができているのも出会いに恵まれ、お客さまに恵まれたおかげ!これからも新しい知識をどんどん取り入れ、時代にあった最適な提案を皆さんにして、自分を支えてくれた人とお客さまに恩返ししていきたい!」

本音
「ひ~~!あんだけ難しい免許死ぬほど勉強して取ったのにルール変更すんなよ~。試験受かった時はこれで安定した収入と落ち着いた人生がずっと続くと思ったのに~💦というか、コレ食べてくには一般企業と変わんない努力が必要だよね。会社の人間関係が苦手で気楽に生きるために開業しただけなのにフェイスブックやらツイッターやらで高意識のキラキラな時代を変えてやる的なこと言っちゃう人とうっかり同じ土俵にのっちゃったよね。いやいや、僕ずっとクラスでも中の下だったんで優秀でもなんでもない地味男です!困った・・どうやって生き残ろう・・・」

ということなのでございます。ちょっとしたルール変更で不安になってしまうのですね。しかし、冷静に考えたらハンコがなくなったからって司法書士の仕事が減るとは限らないし、だいたい何かが簡略化されたらなんかが難しくなるものなんですよね。写真がスマホで綺麗に簡単に取れるようになっても、新たに写真を編集してインスタにあげるなんて昔は無かった作業ができるように多分、減ったぶん別の仕事ができるんじゃないかと思います。こうやってあんまり根拠のない漠然とした不安に襲われてしまうのは人間の常なのかも知れません。私もそんな漠然とした不安に襲われているお客さまに知識を使って十把ひとからげにバッサリやるような優しくない応対はしないようにしようとふと思いました。

適当に書き散らして最後は何とかお仕事ブログな感じでまとめたつもりなのですがいかがでしょうか。次は真面目に書きますよ~。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

あなたの心を軽くします!

2020-07-22

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。遺言、後見、相続、債務整理、会社設立、不動産売却サポートなどを通じてあなたの気持ちを軽くする司法書士事務所です。

流行り病の人数はワラワラと増えるし、私の出身地の茨城を代表する俳優さんが亡くなったりで気持ちが重くなるニュースが続きました。見てるだけで気持ちがドヨンとなります。そんな中ふと思ったのは、司法書士事務所に連絡をくださる方はみんなこの気持ちの「ドヨン」を抱えてるんだろうなということ。なにせ法律を扱う仕事なので、お客さまはワクワクドキドキして強敵と出会った時のカカロットみたいな状態であることはあんまりありません。解決の糸口が見えない気持ち悪さがお腹にある状態だと思います。司法書士の仕事はこの重いドヨンを取り除いてあなたに自分の毎日を楽しんでもらうことだなと感じました。今日も新しいお客さまとお会いしますが、あなたの気持ちの「ドヨン」を取り除くお手伝いもぜひさせてください!お問い合わせお待ちしてます。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

その後見、やらなくても大丈夫ですよ。

2020-07-19

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。遺言、後見、相続、債務整理、不動産売却サポートなど個人の法務課題の解決をサポートしております。

昨日は、お母様に後見を申し立てるか迷っている方からご相談を受けました。話を聞いてみると、今現在において手続き関係で支障があるわけでもなくその方の相続関係を見ても特に大きな問題は無さそうでした。後見は一度使っちゃうとやめられません。制度の建前がひたすら「本人のため」なので、「本人が認知症で物事判断できないんだから、保護者である後見人を外せるわけないじゃん」ということになってしまっています。一度使ってみたけどあんまりいらなさそうだから途中で変えたりやめたりができない融通の効かない制度なのです。だからこそ、後見を使うかどうかは慎重に判断しなければなりません。その方にはもう少し様子をみるよう提案しました。下北沢司法書士事務所では、やる必要がないことは必要がないとお伝えしています。遺言や後見など必要かどうかを迷ってる方もぜひご相談ください。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

相続手続きをスムーズに進めるコツ

2020-07-18

雨が続きますね~。おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。東京の世田谷で、相続・遺言・後見・債務整理・不動産売却サポートなどしている小さい司法書士事務所でございます。

うちは小さいだけに、相続人の方の感情も視野に入れて相続の手続きを提案することができます。法律や税金面で合理的でも、結局みんながハンコを押さなかったら物事は前に進みません。今日は感情面に配慮する時のコツをみなさんにお伝えしましょう!これを知ってれば、ご兄弟とのやり取りがスムーズになります。

そのコツとは「ちょっとづつ前に進めること」です。今の時代、ネットで法律や税金について調べられるし司法書士や税理士に相談しても丁寧に説明してくれます。そのため、真面目な人ほど他の相続人に話をする前に遺産分割協議のプランなどガッチリ整えて、兄弟姉妹に手間を取らせないようにと気を使って提案することがあります。ところがこれが逆効果。あなたは良かれと思ってせっかく手間と時間をかけてやったことですが、専門家が入った時点で「提案者に有利な用に設計されてるのでは?」とのあらぬ疑いをかけられることもあります。ガッチリ鎧兜を武装して、なが~い槍を持って兄弟に会いにいくようなものです。いくら「これはオマエを守るための武装だよ」と言っても「嘘つけ!オレのことヤる気だろ!!」と思われてしまいます。

ということで、相続について話すときはこちらの意見や調べたことを話すのではなく、「ちょっと相談なんだけど・・・」といった感じでまずは相手の考えを聞くのが良い場合が多いです。

最近履いてるスニーカーに穴が開いたらしく、雨で靴下がビショビショになりました。新しいスニーカーを買おうと思うのですが、日本のブランドでシュッとしたスニーカーはないものでしょうか。誰か教えてください☆

下北沢司法書士事務所 竹内友章

大家さん必見!相続放棄とアパートの解約

2020-07-14

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。遺言、後見、相続、債務整理、不動産売却サポートなど個人の方の法務手続きをしている司法書士事務所でございます。

今日も相続関係のの現場の知識を無限にお伝えしましょう!相続の中でも相続放棄、相続放棄の中でも亡くなった方が賃貸住まいだったときについてお話します。

亡くなった親御さんに借金があるため相続放棄をする場合、親御さんの住んでいたアパートの遺産の整理や未払い賃料の支払いをどうしたらいいのかの相談も意外と多いです。以前、こんなケースがありました。Aさんは、お母さまが亡くなりました。バタバタと葬儀を済ませてようやく落ち着いたころ、お母さんの住んでいたマンションの大家さんから連絡があったそうです。大家さんご本人ではなく、その大家さんの顧問弁護士からの連絡でした。予期せぬ弁護士さんから電話を受けてドキドキしながら話を聞くとこんな内容でした。「アパートにあるお母さんの荷物を引き払って欲しい。それと、解約届を提出し生前の払って無かった賃料約10万円を支払って欲しい。」弁護士の話を聞いたAさんは、応じると伝えました。親のことなので、当然と感じたそうです。弁護士の求めに応じすぐにアパート解約届を提出しました。ところがこの後、思いがけないことがありました。お母さんに数千万規模の借金があることが判明したのです。Aさんのお母さんはご自分で事業をしていました。大慌てで、相続放棄のことを調べ、手続きをとったAさん。その矢先、また弁護士から電話がかかってきました。この前とはガラっと態度が変わって随分と高圧的です。「約束の期限が過ぎている。早く賃料を払って荷物を整理してください。」Aさんはこの作業をやらなければと思いつつずっと動けずにいました。それは、相続放棄について調べてるうちに「相続放棄をしても、亡くなった方の財産を処分したら相続を承認したものとみなされてしまう」という知識に触れたからです。Aさんは弁護士に「作業をしたくないわけではないが、相続放棄が無効になったら困る」と伝えました。そうすると弁護士は激しい口調で「この前の話と違う!あなたには支払う義務がある!!」と怒ったそうです。そして、訴訟をおこしてきました。Aさんの代理人として私は訴訟に対応しました。最終的には和解し、「解決金」名目で未払い賃料の半額を支払い、またこの和解の内容を他言しないこと、訴えてきた弁護士側は相続放棄したことそのものは否定しないことなどを和解の内容に盛り込みました。このケース、もしも相手方の弁護士がAさんの話を冷静に聞いていたら賃料の名目ではなく「解決金」などの名目にして、他言禁止の条項を入れればAさんはお金の支払い自体は拒んでなかったことが分かったでしょう。それをいきなり訴訟を起こしたために、時間はかかってその間部屋を貸したりクリーニングをしたりすることもできず、未払い賃料も(私が減額交渉したので)半額になりました。相手が約束を破ったと感じたとき、常識に反していると感じた時でも冷静にお互いの一致点を探せば意外と見つかるときもあります。どうしても冷静になれそうもない時はまずは司法書士に相談し、気持ちと状況の整理をしましょう!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

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