Archive for the ‘債務整理、裁判業務’ Category

借金と支払い督促

2021-07-25

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、任意整理、借金問題、相続遺言、成年後見、不動産売却支援、会社設立や解散など個人と中小企業の法務手続きをサポートしています。

今日は借金を背負った時の支払いの督促についてお話しますよ~。督促と言っても大きく2つに分かれます。1つは消費者金融など借入先からの督促。「お支払いが確認できません」「法的措置を取らざるを得ません」とか書いてよこす、ざるを文書でございます。もう1つは民事訴訟法382条以降に定められる手続きにのっとり、裁判所から届く「本当の」支払督促。ざるを文書と本当の支払い督促では怖さが全然違います。本当の支払い督促をほっとくと勝手に「ヘイ。あっしはお金をお借りして踏み倒しました。耳を揃えてお返しします」。と言ってる認定が裁判所からされ、支払いが確定してしまいます。最初の勝負は本当の支払督促から2週間。この間に「督促意義」の手続きを取り、裁判所に対して「おれの話も聞け!」と言わなければなりません。そうすると裁判所も話を聞こうとなり、普通の裁判に移行します。普通に裁判になったら、「利息をカットしてくれたら支払う」とか「支払期限を3年から5年にする」など「和解」という形で交渉ができます。結局は訴えられる前に任意整理するのと同じような効果が期待できます。

下北沢司法書士事務所では、経済不況により借金の返済に苦しむ人を任意整理や督促意義の手続きでサポートします。ぜひぜひお気軽にご連絡ください!

下北沢司法書士事務所 竹内友章 

任意整理のデメリットは!?

2021-07-24

こんにちは!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、借金問題、相続遺言、成年後見、不動産売却支援、会社設立や解散など個人と中小企業の法務手続きをサポートしています。

さて、今日は借金問題、債務整理のお話です。債務整理で良く聞かれることの1つが、債務整理について発生するデメリットです。このご質問をくださった方にはたいていはこう答えることになります。

「デメリットはないですよ。強いていえばクレジットカードが使えないんで買い物が面倒になります。」

えっ!なんもないわけないじゃんと思いますよね。
一口に債務整理と言っても任意整理、自己破産、個人再生と種類がありますしその人の状況も色々です。でも、相談してくださる方の個人の状況をよく見ていくとそういう回答になることが多いのです。だって借金ある人は大抵の場合、近いうちに車とか家とか買いません。つまりローンを組めないのはデメリットになりません。信用情報(ブラックリスト)に載ると言ったってある情報に自分の名前が載ってもそれだけじゃ痛くもかゆくもありません。自己破産すると官報に名前が載ってしまいますが官報なんて誰も読んでません(ちょっと言い過ぎ)。ローンを組めないのも一生組めないわけではなく、7年とか10年とか時間がたてば(あなたの職業や状況次第で)普通に家を買える可能性も出てきます。私のお客様の中にも、10年以上前に自己破産をしても普通にマンションを買った方がいらっしゃいました。借金が支払えない、または支払っても利息に充てられるだけで元本が全然減らないなんて状況になって時点で、債務整理をするデメリットはあなたに実質無い可能性も十分あります。あなたの状況が本当にそうなのか、確認だけでもしてみませんか。司法書士にぜひご相談ください!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

借金ある人の家族はどうしたらいいか。

2021-07-12

朝から暑い!おはようございます。下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、借金問題、相続遺言、成年後見、信託、会社設立や会社清算など個人と中小企業の法務サポートをしております。

さて、意外と多いのが借金がある方のご家族からのご相談。「私が立て替えておこうと思うが、本人の自覚のためにもきちんと書面に残しておきたい。また、不動産に抵当権も設定したい。」こういうご相談がコロナからこっち、増えています。ご家族の方も、お金の問題より本人にきちんと自立してもらうため形を整えて、責任ある行動をとってほしいという趣旨だと思います。気持ちはよくわかりますが、私は家族が立て替えること自体、あまりおすすめしません。これに味をしめてまた借金するかも知れないし、もしかしたら本人が覚えてない借金がほかにもあるかも知れません。まともに家族が立て替えていたら、一家共倒れなんてことにもなりかねません。ここは辛くとも借金に関しては本人に任意整理なり、自己破産してもらって家族は生活の支援をした方が結局は全員にとっていい結果になります。「借りたお金を返さないなんて人として良くない。」そんなことを気にする必要もありません。相手が金融業者だったら返せない相手にお金を貸したならただ単に彼らの仕事上のミスです。というより、一定程度返せない人がいることを見越して金利を設定してるのであなたが返せなくとも彼らもなんとも思いません。

今日は借金問題についてお話ししました。当事者だったり、ご家族だけで考えていると頭が煮詰まって自分たちに深刻なダメージをもたらす決断をしてしまいがちです。第三者の客観的な考えを入れられるのも司法書士に相談するメリット。お気軽にご相談ください!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

借金返せなくてもモジモジすんな!

2021-06-29

こんにちは!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理や相続など個人の問題と、会社設立などの中小企業向けの法務手続きをしております。

さて今日は借金問題のはなし。債務整理のご相談に載っていると、「お金を返せない私が悪い」ということで、任意整理の相談には来たもののどこか気乗りしないというか、前に進めるのをためらう方がいらっしゃいます。でもそんな事思う必要は全くなし!!彼らはお仕事でやってるので「自分がお金を貸す相手が返せるかどうか」を見極めるのも彼らの仕事です。もしあなたがお金を返しきれなくて任意整理することになっても、彼らが仕事上のミスをしただけであなたが悪いわけではありません。あなただって借りたお金をギャンブルに突っ込んだり錦糸町のキャバクラのおねえちゃんにチューチュー吸い取られたワケではないでしょう(もし借金してまで遊んでたらそりゃあんたが悪い!)死に物狂いとはいかないものの、普通に働いてても生活費が足りなかったり不況で仕事そのものなくなったりしたわけでしょう。普通にやって普通にうまくいかなかったのは、普通に態勢を立て直して、今回の経験をこれからに活かしてより良い生活をしていけるようにすればいいだけです。淡々と解決していきましょう!うちの事務所はちっこい個人事務所だけに、このブログを書いてる人間がこのノリでこのままあなたの相談にのります。大手みたいに大量生産の工場みたいに機械的に処理されたり、どんな人に当たるかわかんない怖さがないんでいいと思いますよ。ぜひぜひご相談くださいませ!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

司法書士が請求を止める!

2021-05-14

おはよーございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。今日は債務整理のお話です。

コロナ禍で収入が途絶え、今まで払えていた借金が払えなくなってしまう人は非常に多いです。昔とは時代が違うとはいえ、それでも借金の取り立ては厳しい!職場に個人名を名のって電話してきたり、「法的措置を取らざるを得ません」なんて書いて手紙をおくりつけてきたりま~追いこんできます。相手からすると法律に触れない範囲でとにかくあなたにプレッシャーをかけ、焦らせ「とにかくこの通知を止めたい!」という気持ちにさせて親でもなんでもいいからどっかからお金を工面してきて返してくれればいいわけです。しかし、あなたの親だって別にお金持ちではない。急に何10万も用意しろと言われても困ります。あなたの辛さの原因はしつこい取り立ての通知や電話、実はこれ、止めることができるんです!司法書士や弁護士が「介入通知」をあいてに出すと、相手はそれ以上あなたに借金の取り立てができません。これは「貸金業法第21第1項」で明確に決まっています。介入通知を受け取った貸金業者は、それ以上電話したり、手紙出したり、FAX出したり、ましてや訪問なんてもってのほか。それ以降は司法書士と交渉しなければならないルールになってます!まずは司法書士や弁護士に相談し、介入通知を出してもらってあなたへの連絡を止めましょう。それから、落ち着いて今後の事を考えましょう。

よく債務整理のネット広告に「裏ワザ」なんてのも見ますね。あれはウソなんで気を付けてください。債務整理に「裏ワザ」なんてなくあるのは「法律に基づいた正当な手続き」です。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

全国対応します!

2020-10-19

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。遺言、後見、相続、信託、不動産売却サポートなどあなたにあった適切な手続きのご案内をする司法書士事務所です。

今日は司法書士事務所の対応エリアについてお話しします。当事務所ももちろんですが、今は多くの司法書士が全国対応しております。登記申請がオンラインでもできますし、会社設立の時の定款認証などほかの大抵の手続きもオンラインでできるからです。実際、ホームページをご覧になった方で少し遠くの方からご依頼いただくことも増えてまいりました。大変、嬉しいことです。ありがとうございます!ということで、最近の司法書士の選び方は3パターンあると思います。1つは自分の住所の近くの司法書士を選ぶ、2つめは物件や会社設立地など手続きの対象地で選ぶ、3つ目は「この司法書士に頼みたい!」という司法書士個人や司法書士事務所で選ぶ。どのパターンでも良いと思います。私もこれから3番目のご指名のお仕事をもっともっと増やすよう頑張ります!というわけで「信託?後見?それともこのまま様子見る?」なんて手続きにお悩みのあなた!あなたがどこのお住まいであろうとぜひ当事務所も候補に入れてくださいね!

下北沢に最近できた台湾まぜそば「はなび」からうまでした!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

残業代は2年まで!?給料を取り戻す話

2020-06-27

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、遺言、後見、相続、不動産売却サポートなど個人の方向けの法務サポートをしております。

さて、今日は会社に対する残業代請求の話です。昔は「立つ鳥跡を濁さず」なんて都合のいいそれらしいことを会社に言われて、辞めた会社にグダグダ言うなんてダサいし恥ずかしいことみたいな空気だったかも知れませんが今はそんなことありません。むしろ、もうやめてるんだから昔の会社が残業代払ってなかったらカッチリと請求しましょう。もちろん、司法書士が代理人になれば直接話す必要はありません。会社に対する残業代請求のポイントは「時効」と「証拠集め」。残業代を会社に請求する権利は「2年」で時効にかかってしまいます。「2年か・・・結構、時間あるな」と感じるかも知れませんが再就職して忙しくしている間の2年なんてあっというまに過ぎてしまいます。もしも「もしや前の会社でとんでもないサービス残業させられてたのでは?」と思う時は迷わず相談無料の下北沢司法書士事務所へ相談しましょう!また、サービス残業させられていたことは労働者側から証明しなければなりません。今まさにブラックな職場でサービス残業ど真ん中のあなた!しんどいでしょうが始業時間と仕事終わりの時間、業務内容などをメモしておきましょう。

うちの事務所、お客さんからリクエストされたら何でも作っちゃう定食屋のごとくドンドン取り扱うメニューが増えております。商売的にはメニューを絞った方がいいのですが分かっててもできないダメダメ経営者ですね。ですが、自分を頼りにしてくれた方のリクエストにはできる限りお応えしたいのでしばらくはこのスタンスでいきたいと思います!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

借金問題-裁判所への書類

2020-06-15

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、遺言、後見、相続、信託、相続や借金問題に絡む不動産売却のサポートなど個人と小さい会社さん向けの法務サポートをしております。

今日は借金をしてしまって、裁判所から通知が来た場合についてお話しします。裁判所からくる通知には大きく2種類あります。「訴状」「支払い督促」です。訴状は、通常の裁判で訴えられた状態です。期日が書いてありますのでその日の1週間ほど前までに答弁書(反論書類)を提出する必要があります。これをやらないと、そのまま相手の主張のとおりお金を返さなければならないことが確定してしまいます。また裁判の期日は、相手方と和解し、月々の返済額を返せる程度にする機会でもありますので必ず反応しなければなりません。期日は大体、訴状が届いてから1カ月ちょっと後に設定されています。「支払督促」は借金をしている相手の主張が一応正しいとして、支払いを催促する制度です。こちらもきちんと反応してないと「仮執行宣言」という、「とりあえずお金を回収していいよ。後から裁判で負けたら返してあげてね」というお墨付きを裁判所から相手方がもらえる状態になってしまいます。こちらは2週間しか期間がないので訴状よりも更に早く反応しなければなりません。どちらも共通しているのはとにかく「反応」しなければならない点です。無視したら自分にとって不利益になるだけで何もいいことはありません。訴状や支払い督促が届いてしまったら急いで下北沢司法書士事務所までご相談くださいませ。

今日は債務整理についてお話ししました。ブログもやってみると今日は何を書こうか、どんな風に書こうか考えるのがなかなか大変です。分かりやすい文章を書いて、みなさんのお役に立つブログになるよう努力していきますので時々のぞいてやってください。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

借金取り立ての職場への電話

2020-06-13

凄い雨ですね・・・。こんにちは!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。債務整理、遺言、後見、相続などの個人の法律課題と小さい会社さん向けの法務サポートをしております。

今日は債務整理のお話をします。借金が返せなくなり、支払いが滞ったタイミングで職場に対してクレジットカード会社などが借金取り立ての電話をかけてくるケースを良く聞きます。しかしこの時、ストレートに会社名を名乗ってくるのではなく、鈴木とか田中とか適当な個人名を名乗ってかけてきます。会社名を名乗ってないので、果たしてクレジットカード会社かどうかもはっきりとは分かりません。また私のお客さまはみなさん電話に出ませんでした(賢明な判断だと思います)。しかしタイミングからしてほとんど借金取り立ての電話で間違いないと思われます。携帯が無い時代ならともかく、今どき個人的な用事で会社に電話をかけてくる人なんていません。会社の人にも「何かの営業か借金の取り立てかな?」と思われるでしょう。非常に質が悪いと私は思います。ですが、こうしたいやらしい質の悪い取り立ても弁護士や司法書士が代理人になったことを告げると止めることができます。弁護士、司法書士が介入した後に本人に取り立て行為をするのは貸金業法という法律で禁止されているからです。職場へのたちの悪い取り立て電話にお悩みなら、ぜひ下北沢司法書士事務所へご相談ください。まずは取り立てを止めて落ち着いて物事を考えられる状況を作りましょう。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

取り立てさんから電話、債務整理

2020-05-27

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。最近は会社設立と遺言、相続系のお仕事で保留になっていたものが動き出しました。そしてこれらに加えて債務整理。借金対応の案件が増えております。自然、消費者金融やらクレジットカード会社の取り立て担当者からの電話がバンバン事務所に入るようになりました。知らない番号から電話がかかってきて「もしかして新しいお仕事のご依頼かしらん♪」と元気良く電話に出ると野太い声の消費者金融のおじさんなので、がっかりすること山のごとしでございます。さらにやっぱり借金の取り立てなのでこちらにとってイヤ~なストレスフルな話し方をしてきます。今日は、私がイヤ~な気持ちになる消費者金融の会話術を3つご紹介します。

その1 早口

電話に出た瞬間からレーススタートと言わんばかりにそんなにまくしたてられても分かりません。消費者金融の方は「さぁ司法書士に電話してやるぜ!」と戦闘態勢で電話してきますが、こっちは遺言の文案考えてたり外出の転送電話だったりします。もう少し相手の身になって話して欲しいものです。これをやられると、一瞬差し込まれてこちらも「早く答えなきゃ!」みたいな気分になります。ただ、そのままだとしゃべらなくていいことまでしゃべってしまいそうなので、意識的にこちらはゆっくり話して会話のペースを落とすようにします。私の印象ですが、消費者金融の人は割とみんな早口の人多いですね

その2 人の話聞いてない

取り立てさん「分割払いなどの和解案のご提示はないのでしょうか?」
竹「まだご本人のご意向が固まってないのでお話しできる状態にありません。」
取「なるほど。それでは和解案のご提示をお願いします」
竹「ですからまだご本人のご意向が固まってないのでお話しできません」
取「和解案のご提示はいただけないということでしょうか」
竹「いや、だからまだ・・・」
こんな感じで自分が納得できる答えがでるまでエンドレスループな人もいます。「この時間なに?」と思いますが、まぁこれも仕事のうち。気長にやります。これは時々いる感じですね。

その3 黙り込む

これ、ものの本なんかで私も見たことある交渉術です。電話で黙り込むんですよ。放送事故です。こちらが何か話した後に相手が黙ると、気まずさを解消するためにこちらから何か言葉を取り繕って話したくなるのが人間の心理なんですよね。そうすると無理に取り繕った言葉に相手の優位になる言葉が混じってしまったり、あるいは話し始めたことそのものがいわば圧力に屈した形なので相手が有利な雰囲気がかもしだされちゃいます。私の場合は「あのぉ~ご用件が済んだなら切らしていただいてもいいでしょうか。」と言ってそっと受話器を置きます。これもたま~にあるかなって感じです。

いかがでしたでしょうか。今日は独断と偏見で消費者金融の話し方の特徴を並べてみました。これ、実際に借金が返せなくて気持ちに引け目がある人がやられるとかなり精神的ダメージだと思うんですよね。代理人の司法書士でもいい気持ちはしないわけですから。まずはあなたの心身の健康が大事です!困ったときは下北沢司法書士事務所へご相談くださいませ☆

下北沢司法書士事務所 竹内友章

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