昔はなかった言葉ってありますよね。
「引きこもり」って言葉ができてその次に「ニート」
「ガッツリ」とか「半端ない」とかも昔は言わなかったと思います。
ビジネス用語だと
余裕を見て→バッファを見て
これで決まり→これでフィックス
新発売→ローンチ
合流する、参加する→ジョインする
こういうカタカナ英語って超絶ダサぃ気がして・・
いやダサぃは怒られるな・・・。
「私みたいなダサいおっさんが無理して使うといよいよ無残な痛ダサおっさんになる気がして」
使っていません。(超絶とかイケてるも大昔は言わなかったですよね。)
同じカタカナでも「バランス」とか「ニュアンス」とか「シンプル」だともう日本語に変えようがなくて
使います。「シンプル」を「単純」っていうともはや意味が変わってきちゃいますよね。
次から次へと生まれる新表現でも妙に気になるのが「ほぼほぼ」と「ほぼ」を2回重ねる表現。
これも昔はなかったのではないでしょうか。
「ほぼ」は「ほぼ完成した」とか「ほぼ間違いない」とか、「問題ないだろうけどちょっと逃げを残す」
ときに使う表現ですがこれを2回重ねると、「ほぼ」一回より危ないのか安全なのか分からない。
「ほぼ大丈夫」より「ほぼほぼ大丈夫」の方がちょっとヤバいのだとしたら「ほぼほぼほぼ大丈夫」と
3回重ねるともう半分ぐらいの可能性で問題が起きるのでしょうか。
・・・と毒にも薬にもならない理屈っぽいこと考えるうすら寒い土曜日でございました。
こんな日にはラーメンですな。
下北沢司法書士事務所 竹内友章