おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。最近は会社設立と遺言、相続系のお仕事で保留になっていたものが動き出しました。そしてこれらに加えて債務整理。借金対応の案件が増えております。自然、消費者金融やらクレジットカード会社の取り立て担当者からの電話がバンバン事務所に入るようになりました。知らない番号から電話がかかってきて「もしかして新しいお仕事のご依頼かしらん♪」と元気良く電話に出ると野太い声の消費者金融のおじさんなので、がっかりすること山のごとしでございます。さらにやっぱり借金の取り立てなのでこちらにとってイヤ~なストレスフルな話し方をしてきます。今日は、私がイヤ~な気持ちになる消費者金融の会話術を3つご紹介します。
その1 早口
電話に出た瞬間からレーススタートと言わんばかりにそんなにまくしたてられても分かりません。消費者金融の方は「さぁ司法書士に電話してやるぜ!」と戦闘態勢で電話してきますが、こっちは遺言の文案考えてたり外出の転送電話だったりします。もう少し相手の身になって話して欲しいものです。これをやられると、一瞬差し込まれてこちらも「早く答えなきゃ!」みたいな気分になります。ただ、そのままだとしゃべらなくていいことまでしゃべってしまいそうなので、意識的にこちらはゆっくり話して会話のペースを落とすようにします。私の印象ですが、消費者金融の人は割とみんな早口の人多いですね
その2 人の話聞いてない
取り立てさん「分割払いなどの和解案のご提示はないのでしょうか?」
竹「まだご本人のご意向が固まってないのでお話しできる状態にありません。」
取「なるほど。それでは和解案のご提示をお願いします」
竹「ですからまだご本人のご意向が固まってないのでお話しできません」
取「和解案のご提示はいただけないということでしょうか」
竹「いや、だからまだ・・・」
こんな感じで自分が納得できる答えがでるまでエンドレスループな人もいます。「この時間なに?」と思いますが、まぁこれも仕事のうち。気長にやります。これは時々いる感じですね。
その3 黙り込む
これ、ものの本なんかで私も見たことある交渉術です。電話で黙り込むんですよ。放送事故です。こちらが何か話した後に相手が黙ると、気まずさを解消するためにこちらから何か言葉を取り繕って話したくなるのが人間の心理なんですよね。そうすると無理に取り繕った言葉に相手の優位になる言葉が混じってしまったり、あるいは話し始めたことそのものがいわば圧力に屈した形なので相手が有利な雰囲気がかもしだされちゃいます。私の場合は「あのぉ~ご用件が済んだなら切らしていただいてもいいでしょうか。」と言ってそっと受話器を置きます。これもたま~にあるかなって感じです。
いかがでしたでしょうか。今日は独断と偏見で消費者金融の話し方の特徴を並べてみました。これ、実際に借金が返せなくて気持ちに引け目がある人がやられるとかなり精神的ダメージだと思うんですよね。代理人の司法書士でもいい気持ちはしないわけですから。まずはあなたの心身の健康が大事です!困ったときは下北沢司法書士事務所へご相談くださいませ☆
下北沢司法書士事務所 竹内友章