不動産の相続。名義変更の意外な落とし穴!

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内です。相続による不動産の名義変更(相続登記)、遺産分割、遺産関係の手続き全般、相続放棄、遺言、認知症対策(成年後見、信託)、終活支援、事業承継や会社設立などの企業法務をしております!

 

意外と多い!?相続登記のやり忘れ

今日は不動産の名義変更のお話でございます。相続のとき、税理士さんや司法書士に相談。土地やマンションの名義変更もしてもらい、「やったー!これで相続の話終わったぜ!!」と思ったらなにかの拍子に相続登記をやり忘れた土地が見つかる。時々こんなことが起こります。例えばご自宅から道路に出るときのちょっとした通路(私道)の共有持分だだったり、地方に山林を持っていることが後から分ったり、古いマンションだと集会所のようなところがあってそこの持分の登記を忘れてしまったりします。こういう相続登記のし忘れを、司法書士がどういう資料を見て防いでいくかお話します!

相続登記し忘れ防止にはこれを見る!

①名寄帳 相続登記のし忘れ防止のエースがこれ!世田谷区の都税事務所で取得すれば世田谷区にある亡くなった人の課税されてる不動産が全部出てきます。弱点は、例えば世田谷でとれば、世田谷の分しか出ないこと。どこかの地方に意外な土地があったりするケースには対応できません。また、非課税の共有持分などは名寄帳にのらないこともあります。この弱点は、下の納税通知書でフォローしていきます。

 

②納税通知書 毎年、ご自宅に届くかと思います。亡くなったあてに「あれっこれ何の税金だ?」と思うものがあったらどこかに意外な不動産を持っているかも知れません。司法書士に見せてください。

 

③権利証や売買契約書 買った当時の権利証や売買契約書を見れば、その時買った土地が全て確認できます。

 

④不動産の担保記録 購入時にお金を借りた担保記録からほかに土地や建物があることを確認できることもあります。

 

今のところ完璧な確認方法はない・・・。新制度に期待!

このように相続登記のし忘れはいくつかの方法を組み合わせてやります。しかし「これをやれば完璧!」という方法は今のところ無いんですね・・・。ここは技術の進歩に頼りましょう!相続登記のし忘れを防ぐ新制度が発表されております。それは「所有不動産記録証明制度」。これは、ある人が所有している不動産を一覧にしてくれる制度でこれができれば一発で確認できます。ただし、できるのがまだ先で令和8年の予定。システム設計に時間がかかるんでしょうね・・。それまでは上に書いたものを組み合わせて確認していくことになります。

 

相続登記のご相談は下北沢司法書士事務所へ!エリアも幅広く対応。

当事務所では不動産の相続による名義変更(相続登記)のご相談も承っております(司法書士なんで当たり前・・)エリアも小田急線沿い(代々木上原、梅が丘、経堂、成城学園前、登戸など)、南武線沿い(立川、川崎、尻手など)、京王井の頭線沿い(渋谷、明大前、永福町、吉祥寺など)京王線沿い(新宿、笹塚、下高井戸、桜上水、八幡山、仙川、調布、府中など)、中央線沿い(中野、高円寺、荻窪、三鷹、武蔵小金井、武蔵境など)、田園都市線沿い(三軒茶屋、桜新町、用賀、宮前平など)、東急東横線沿い(中目黒、都立大学、学芸大学、自由が丘、横浜など)に幅広く対応!ぜひぜひ電話やお問い合わせフォームでご相談くださいませ!

下北沢司法書士事務所 竹内友章

 

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