不動産市況、司法書士的に分析!

おはようございます!下北沢司法書士事務所の竹内と申します。相続した不動産の売却サポート、遺言、後見、会社設立など個人と小さい会社さん向けの司法書士事務所です。

さてさて世界がコロさんに襲われて、いまだに退治できておりません。病気そのものもそうですが、経済も気になるところ。ネットニュースでは飲食店や旅行会社の苦境、新卒の方の内定取り消しなど経済的なダメージを伝える報道を目にしました。不動産に関しても先日、基準地価が銀座で下がったなんてニュースがありました。あの銀座さまで下がったなんてさぞかし東京の不動産もガタついてるのだろうと思いましたが、法務省からも不動産市況のリアルを知るために参考になる統計が発表されております。それがコレ↓

http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_touki.html

登記統計と言って登記の件数が地区と原因別に件数をまとまったものです。これで土地の売買による所有権移転の登記件数を調べれば、どれくらいの件数の土地の売買が起こったか分かります。今回は東京でまだコロさんに侵略が本格化してない1月、緊急事態宣言ど真ん中の4月、最新のデータである7月の東京の土地の売買件数を調べてみましょう。こんな数字になります。

1月   8614件
4月  12668件
7月  10564件

あれ?緊急事態宣言ど真ん中4月が多いですね。そしてまだコロさん本格化前の1月が一番少ない。おかしいな・・・。予定では「やはり統計からもコロが不動産市況に与えた影響は顕著ですね。」としたり顔で言おうと思ったのですがこれではいえません。しかし!4月はそもそもお家を買う人が多そうなので、もしかしたらいつもの4月よりは少ないのかも知れません。去年の4月の数字も見てみましょう。去年の4月を東京の売買による土地の登記件数は・・・

13435件

あら?今年よりは少ないけどガクンと減ってるってほどでもないですね。でもまぁ%にしたら12,668÷13,435で94.29%。ざっと6%減ってるからそこそこくらってんのか・・・。一応、7月もみてみよう。去年の7月の土地の売買登記件数は・・・

11866件

うん、一緒(^▽^)/(^▽^)/

これでは「コロナで仕事減っちゃって・・・」と言い訳できないではないか。頑張って働かないといかん!

・・・というわけで下北沢司法書士事務所では、元不動産会社勤務の経験も生かし不動産売却などのアドバイスも行っております。手続きをやってもらうだけじゃなく知識も手に入れたい方はぜひ当事務所にお声がけください。

下北沢司法書士事務所 竹内友章

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